「耐忍は実務と相離るべからず。実に実務に於て、豁然として栄光に向って忍ぶべし。是れ耐忍の耐忍たる処。明徳を養ひて新に進む処。」
新井奥邃、『聖言』、49
「耐え忍ぶことは実際的な仕事と互いに離れるべきではない。まことに実際的な仕事において、迷妄や疑惑から解けて栄光に向って忍耐しなければならない。これこそ耐え忍ぶことの耐え忍ぶところである。天から受けた霊妙な特性を養い新しく前進するところである。」
苦しいことがあると、その現実から離れてしまいたくなります。しかし、この苦しみをもたらしている問題点が解決され輝く将来に向かって道が開かれることを信じてそれぞれの職務の中にあって忍耐すべきです。離れてはいけません。それぞれの職務の中にあって忍耐することが真の忍耐であり、そうしてこそ霊性や人徳が豊かに成長するのです。
現実の生活の中にあって忍耐をしない者は、何につけても成長することはないでしょう。
もちろんときに逃げることも大切ですが・・・。
〔聖書の個所〕
そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
(ローマ5章3~5節)