静まりの時
- テーマ:地上に平和を
- 聖書箇所:エペソ2・11~22
- 日付:2026年08月13日(木)
14 実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、
15 様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、この二つをご自分において新しい一人の人に造り上げて平和を実現し、
16 二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。
「私たち二つのもの」。この場合、イスラエルの民と異邦人、その二つのグループがエペソ教会において存在し、少なからず互いに敵対心を持っていた。その敵対心を生み出していたのは、律法であった。イスラエルの民にとっては律法は誇りであり、異邦人にとっては目の上のたん瘤のようなものでじゃまで仕方がない。しかしその律法は破棄されました。過去のものとなりました。もはやユダヤ人も異邦人もない、その区別はなくなったのです。両者を分けていた隔ての壁は打ち壊されたのです。それがキリストの十字架です。
主の十字架を信じる者は、もはやユダヤ人も異邦人もない、その両者を区別することをしません。キリスト教会はその両者を区別しないのです。
こうしてキリストは、「この二つのもの」を、ご自分において新しい一人の人に造り上げてくださいました。ユダヤ人も異邦人もなく、ただ神さまの前にある「人間」となったのです。これは創世記1,2章に記されていてる造られたときの人間、罪の入る前の人間です。
こうして平和を実現してくださいました。十字架は和解の力です。この和解の力はユダヤ人と異邦人だけにとどまらす、さまざまな「両者」を一つにするものです。なぜなら、まず神さまとの間に横たわっていた敵意が十字架によって滅ぼされ、和解が実現したからです。神さまとの和解をいただいた教会は、世界の中にあって、すべての和解の力であるキリストの十字架を宣べ伝えます。