“神から遣わされたヨハネという人が 現れた。” ヨハネ1:6 ◎ ヨハネの福音書を書いたヨハネは最初、バプテスマのヨハネの弟子でした。このバプテスマのヨハネを「神から遣わされた人」「証しのために来た人」「光について証しするために来た人」とヨハネは紹介します。バプテスマのヨハネが神から遣わされたのは「彼によってすべての人が~信じるため」と言います。 ◎ キリスト者はイエスさまによって、真の神さまを信じることが出来る存在です。闇の中で光を見る如くにです。その前にバプテスマのヨハネは「真の光」なるイエスさまの先駆けとして遣わされました。 ◎ では救い主にお出会いするためのバプテスマのヨハネの仕事は何だったのでしょうか?それは彼が授けたバプテスマ、すなわち「悔い改めのバプテスマ」に見られるところの働きです。ルカによる福音書3章にその内容が書かれています。群衆には愛の行為を勧め、取税人には不正を行うことを禁じ、兵士たちには力を欲望のために使ってはならないことを戒めます。 ◎ 神さまのこどもとされることの最初にしなければならないことは、過去の歩いてきた道筋が曲がりくねっていたことに気づき「主の道をまっすぐにせよ」との勧めのごとく、自分の罪を告白することが必要なのです。ですからヨハネのバプテスマは「悔い改めのバプテスマ」というのです。 |
信仰生活に入った時、導かれるままに罪を告白し赦される恩恵の始まりはここにあります。信仰生活に入って後に、それがわかったと言う人もいるでしょう。神さまの子どもの誕生のために大切な役目をになったバプテスマのヨハネなのです。