説教音声・要旨 2026年1月18日(日)

主日礼拝説教:2026年1月18日(日)

聖書箇所:出エジプト記19章1~6節

説教題:聖なる国民、祭司の王国

暗唱聖句

あなたがたは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。

出エジプト記19章6節

説教音声

説教要旨

わたしの契約を守るなら

 出エジプト記は19章から後半に入ります。18章までのところで語られていたのは、神さまがイスラエルの民をエジプトから救い出してくださった出来事です。それに対して、19章からのところで語られていくのは、神さまがイスラエルの民と契約を結ばれた出来事です。契約の内容は神さまがイスラエルの民をご自分の民とされたということです。そして、神さまがイスラエルの民をご自分の民とされた、その契約の出来事こそが出エジプト記の中心です。出エジプト記だけではなく、旧約聖書全体の中心となる出来事です。それは神さまの愛と恵みが明らかにされた出来事です。

 神さまは、イスラエルの民と契約を結ぶに先立って、「今、もしあなたが確かにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら」と言われました。「わたしの声に聞き従うなら、契約を結んでやる」ではありません。「私の契約を守るなら」です。神さまはイスラエルの民と契約を結ぶことを前提に話を進めておられます。

 神さまがイスラエルの民と契約を結ばれるのは、イスラエルの民が必死に努力した結果ではありません。イスラエルの民が神さまとの契約にこぎつけたのではありません。神さまがイスラエルの民との契約にこぎつけられたのです。神さまは、イスラエルの民をエジプトから救い出して、鷲の翼に乗せて、契約を結ぶ場にまで連れて来てくださいました。気乗りのしないイスラエルの民を、文句ばかり言っているイスラエルの民を、忍耐を重ねて契約の場にまで導いてくださったのです。そして、神さまがそのような努力を重ねてイスラエルの民と契約を結ばれたのは、彼らを愛されたからです。神さまの方がイスラエルの民との契約を望まれたのです。イスラエルの民にはご自分が必要であることを知っていてくださったからです。神さまご自身が、イスラエルの民とともに生きたい、そう思ってくださったのです。そして、それはイスラエルの民とだけではありません。

 神さまは「全世界はわたしのものである」と言われています。世界は神さまが造られました。私たちも神さまによって造られました。そして、神さまは私たち一人ひとりを愛していてくださいます。私たちとともに歩みたい、私たちの歩みを支えたい、そう願っていてくださるのです。だからこそ、神さまは御子イエス・キリストの死と復活のみわざを成し遂げてくださいました。私たちが、神さまを拒み、神さまから離れた罪を赦されて、神さまの民とされて新しく生きるためです。

祭司の王国、聖なる国民

 神さまは、イスラエルの民がご自分の声に聞き従って契約を守るなら、「わたしの宝となる」と言われました。それは具体的には「祭司の王国、聖なる国民となる」ことです。

 「聖なる国民」というのは、まさに神さまの国の民を意味しています。「祭司の王国」の祭司は、神さまと民との間を取り持つ人のことです。イスラエルの民全体がその祭司の役割を果たす王国となるのです。そして、イスラエルの民が取り持つのは、神さまと「あらゆる民族」との間です。神さまが願っておられるのは、世界中の人々、私たち一人ひとりが救われることです。イスラエルの民はその大切な祭司の役割を神さまからゆだねられたのです。神さまがイスラエルの民を宝のように考えておられる証しです。

 さて、祭司の役割を果たすために、イスラエルの民に求められたのは、神さまの御声に聞き従い、神さまの契約を守ることでした。それは神さまとの関係を大切にすることです。神さまの民として神さまを愛することです。神さまを愛し、神さまの言葉に喜んで聞き従い、神さまとの関係を大切にする、その姿を通して、神さまの素晴らしさは伝わっていくのです。

 神さまがイスラエルの民に与えられた使命は、イエスさまによって新しく神さまの民に加えられた現在の私たちにも与えられています。私たちもまた、神さまと人との間を取り持つ祭司として、神さまの愛を伝える祭司として選ばれているのです。

 主イエスさまの十字架を見上げながら、神さまから愛されている恵みを喜び味わいたいと思います。その愛に応答して、私たちも神さまを愛したいと思います。そして、その神さまとの関係を大切にして生きる私たちを通して、神さまの素晴らしさが証しされていくことを願います。

祈り

 イエスさまによって神さまの民とされている恵みを覚えて感謝します。新しく始まった一週間の歩みを祝福してください。イエスさまの十字架を見上げながら、神さまの愛を喜び、神さまを愛する私たちであらせてください。神さまの愛を伝える私たちとしてください。主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

2026.1.18 東近江キリスト福音教会「礼拝」説教レジュメ-01
2026.1.18 東近江キリスト福音教会「礼拝」説教レジュメ-02


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