詩篇の祈りに導かれて(65)(週報2025年12月21日号)

 詩篇65編は雰囲気の異なる三つの部分に分かれています。そして、その最後の部分では、イスラエルの地に注がれた神さまの豊かな恵みが、とても印象的な言葉で歌われています。「牧草地は羊の群れをまとい/ 広やかな平原は穀物を覆いとしています」。神さまがイスラエルの民に与えられた地には豊かな恵みが注がれているのです。それは主イエス・キリストを信じて神さまの子どもとされている私たちに与えられている恵みの豊かさを示しています。

 イスラエルの地に豊かな実りがもたらされているのは、「神の川」が流れているからです。「あなたは地を訪れ 水を注ぎ/ これを大いに豊かにされます。/ 神の川は水で満ちています」。イスラエルの地が結ぶ豊かな実りは、豊かな水で満ちた神の川によって支えられているのです。そして、同じ神の川は、イエスさまを信じて生きる私たちのうちにも流れています。聖霊です。聖霊によって、私たちは豊かな実を結ぶ者とされているのです。

 神さまは私たちが豊かに実を結ぶ者となることを願っていてくださいます。だからこそ、かけがえのない御子イエスさまを世に遣わしてくださいました。イエスさまは、まことの神さまであるにもかかわらず、飼葉桶に眠るみどりごとして、貧しさの中に生まれてくださいました。

主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。(コリント人への手紙第二8章9節)


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