詩篇の祈りに導かれて(48)(週報2025年8月24日号)

 詩篇48編で賛美されているのは「都をとこしえに堅く立てられる」神さまです。しかし、エルサレムの都と神殿はバビロンによって陥落します。あっさりと攻め落とされてしまうのです。イスラエルの民はバラバラに散らされてしまいました。しかし、彼らは都が攻め落とされた後も「都をとこしえに堅く立てられる」神さまを賛美するのです。なぜなら、神さまの恵みを信じるからです。

 詩篇48編で「恵み」と訳されているのは「ヘセド」というヘブル語です。その意味は契約に基づく神さまの愛です。神さまはイスラエルの民との間に結ばれた契約に忠実な方です。神さまの愛は決して変わることがないのです。そして、その恵みを信じるからこそ、イスラエルの民は「都をとこしえに堅く立てられる」神さまを賛美することができたのです。

 エルサレムの都と神殿は確かに崩壊しました。しかし、神さまは、御子イエス・キリストによって、まことの神殿を立ててくださいました。イエスさまこそがまことの神殿です。そして、そのイエスさまのからだである私たち教会も、聖霊が宿ってくださる神殿です。

 自分自身にしろ、教会全体にしろ、見渡せば、欠けだらけであるかも知れません。修理すべきところばかりです。すぐに崩れ落ちそうです。しかし、神さまはそんな私たちをとこしえに堅く立てていてくださいます。

このキリストにあって、建物全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります(エペソ人への手紙2章21節)


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