先々週から神学生奉仕のことを書いています。先の二週は、一年目の奉仕教会でのことを書きました。福音自由の教会でした。今週は二年目です。二年目はフリーメソジストの教会です。神学校に入った時、日本の教会について何も知らなかった私は、フリーメソジストというグループも、奉仕教会を通して知ることになりました。奉仕は土曜日と日曜日、そして水曜日でした。JR塩屋駅から西に向かいました。
奉仕教会は高齢の牧師先生夫妻が長く牧会をしておられました。とても暖かい人柄が印象的なご夫妻でした。先生の温かさは教会全体からも感じ取れるようでした。
さて、二年目の奉仕教会ではみことばの奉仕にも携わらせていただくようになりました。毎週の教会学校中高科でみことばの奉仕を委ねられました。改めてみことばを語る奉仕の難しさ感じさせられました。
集ってくる中高生たちの心は、必ずしも開かれているわけではありませんでした。心の開かれていない中高生たちの前で、私は力なく語ることしかできませんでした。力なく語ることしかできなかったのは、語る私がみことばそのもの力を信頼できていなかったと言えるのかも知れません。まず、自分自身がみことばの恵みに生かされて、みことばの力を信頼する、今に至る課題をいただきました。
「福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。」(ローマ人への手紙1章16節)