改めまして(34)(週報2024年6月23日号)

改めまして(34)

 先週の本欄で書きましたが、神学校の一年目は福音自由の教会で神学生の奉仕をさせていただきました。土曜日と日曜日です。

 土曜日は、教会堂の掃除や礼拝の準備をしながら、教会の方々と交わりを持たせていただきました。求道者の方の学びを導かせていただいたこともありました。私の奉仕期間が終わった後でしたが、その方から受洗の報告をいただいた時はうれしかったです。その方の救いのために、何かしら用いられていたとすれば幸いです。

 日曜日は早朝の5時に来会される方との交わりから始まりました。神学生との交わりを楽しみにしていたとのことでした。一緒にみことばを味わい、賛美し、祈り、食事をして、礼拝に備えていきました。

 さて、一年目の神学生奉仕を改めて振り返ってみると、よく怒られた思い出がよみがえります。牧師先生からも信徒の方々からも、毎週のようにご指導をいただいていました。「何が悪かったのか」と思う場合もなくはなかったですが、すべては私に必要なご指導だったことを思います。神学校を卒業して教会に遣わされた後は、奉仕教会で学んだことを思い出しながら、ご奉仕させていただくことになりました。一人の神学生が働き人として育っていくために、時に優しく時に厳しく接してくださった教会の皆さんに、心から感謝しています。

「訓練として耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が訓練しない子がいるでしょうか。」(ヘブル人への手紙12章7節)


投稿日

カテゴリー:

, ,