改めまして(13)(週報2024年1月28日号)

改めまして(13)

 ISFの働きにはずっと一つの問題がつきまとっていました。それはスタッフが少ないことでした。

 働きの場は大学です。実質的な働きを担うのは大学生たちです。大学生たちはやがて卒業していきます。ずっとスタッフの人数を揃えて働きを継続していくのは簡単なことではありませんでした。働きが軌道に乗りそうになっても、すぐにスタッフがいなくなって振り出しに戻る、そんなことの繰り返しでした。

 ISFの働きに関心を持ってくれる人はたくさんいました。しかし、働きを共に担ってくれる人がいませんでした。

 関心を持ってスタッフの集まりに来てくれても、あまりにも少ない人数の集まりに失望する人がいました。ただ外国人と友だちになりたかっただけの人もいました。熱い気持ちはあっても、自分の教会や宣教団体の奉仕がいっぱいで、続けて来られないという人もたくさんいました(韓国の学生、特にクリスチャンはとてつもなく忙しかったのです!)。いつしか、私は人を見ては失望するようになっていました。神様の働きが見えなくなっていました。

 感謝なことに、ISFの働きは今も続いています。神様が始められた働きは変わらない、このことを改めて教えられる思いです。

「もしその計画や行動が人間から出たものなら、自滅するでしょう。しかし、もしそれが神から出たものなら、彼らを滅ぼすことはできないでしょう。」(使徒の働き5章38~39節)


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