改めまして(8)(週報2023年12月24日号)

改めまして(8)

 今日は12月24日、クリスマスイブです。

 救われる前の私にとって、クリスマスというのは恋人たちが一緒に過ごす日であり、サンタさんからプレゼントをもらう日であり、なぜかよく分からないけれども喜ぶという日でした。そして、クリスマスは喜びの日であるはずなのに、私は孤独を感じていました。

そんな私がクリスマスの意味を知ったのは、救われてから初めてのクリスマス礼拝においてでした。クリスマスは救い主イエス様の誕生を記念する日だったのです! それまでの私は何にも知りませんでした…。

私は自分のことをつまらない人間だと思っていました。格好が良いわけでもありません。みんなを楽しませることができるわけでもありません。何をやっても中途半端で、誇れるものが何もありません。しかし、そんな私と共にいるために、イエス様は生まれてきてくださったことを知りました。

 救われてから面白い人間に変わったわけではありません。何かを成し遂げたわけでもありません。つまらない自分に悩むこともしばしばです。しかし、イエス様はそんな私をそのままに受け入れていてくださいます。だからこそ、悩むことはあっても安心します。他の何によってでもない、イエス様が共にいてくださることによって、喜んでいます。イエス様は貧しい自分に与えられたかけがえのないクリスマスプレゼントでした。

 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。」(ヨハネの福音書3章16節)


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