聖書愛読より 「神の宮」 マタイ7・24~27(週報2023年10月22日号)

牧会ずいそう 週報2023年10月22日号

聖書愛読より 「神の宮」 マタイ7・24~27

「わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。岩の上に土台が据えられていたからです。」(24,25)

 信仰の土台を何に据えるのか。それは人生の土台を何に据えるのか、ということでもあります。岩の上に据えるならば、どんな嵐にも耐えることが出来る、しかし砂の上に据えるならば、嵐の時に倒れてしまう。岩とは何か、岩の上に据えるとはどういうことであるのか。岩とは神さまのお言葉であり、それを「行う者」は、みな岩の上に立てることである、とイエスさまは言われました。
 日々聖書の言葉に親しみ、日曜日ごとに聖書の言葉による説教に耳を傾けること、そしてそのお言葉通りに生きていこうとすること。それが岩の上に土台を据えることである。確かな信仰生活、そして人生の祝福は、そのようにみ言葉に生きるところに生まれるのです。
 行ないによって救われるのではありません。信仰によって救われるのです。しかし健やかな信仰は必ず行ないを生み出します。行ないか、それとも信仰か、という問いは無意味です。行ないのない信仰は、そもそも信仰ではないのです。行ないのない信仰は死んでいるのです(ヤコブ2・17)。


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