聖書愛読より 「確信」 使徒4・5~12(週報2023年7月23日号)

牧会ずいそう 週報2023年7月23日号

聖書愛読より 「確信」 使徒4・5~12

「この人が治ってあなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの名によることです。・・・この方以外には、だれによっても救いはありません。」(使徒4・10,12)

 ペテロとヨハネが神殿で生まれつき足の不自由な人をいやしました。それによって最終的に「民の指導者たち、長老たち、律法学者たち」がエルサレムに集まりました。そこに「大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレクサンドロと、大祭司の一族」が出席しました。ユダヤの最高会議(サンヘドリン)が開かれることになりました。かつてイエスさまがお受けになり十字架の判決をいただかれた会議です。
 そこでペテロたちは問われました。「何の権威によって」「だれの名によって」あのようなこと、すなわち生まれつき足の不自由な人をいやしたのか、と。それに対してペテロたちは聖霊に満たされて答えました。「あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの名によること」である、この方以外には、だれによっても救いはない、天の下にはこの御名以外に、私たちが救われるべき名は存在しない、と。
 信仰に生きるということは、イエスさまのお名前によって生きる、イエスさまのお力によって生きる、ということです。この世のさまざまな力や、ましてや自分の力によって生きるのではありません。すべてにおいてイエスさまのお名前によって生きること。そこに人間の健やかな歩みが生まれます。


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