聖書愛読より 「信仰に生きる」 マタイ5・13~16(週報2023年6月18日号)

牧会ずいそう 週報2023年6月18日号
2023年06月14日(水)

聖書愛読より 「信仰に生きる」 マタイ5・13~16

このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。
(マタイ5・16)

 イエスさまを信じて、その信仰に生きる者は、地の塩であり、世の光である、とイエスさまは言われました。私たちは、地の塩であり世の光なのです。
 地にあって、その腐敗を防止し良い味付けをするためにキリスト者は、主に遣わされています。また暗やみの世にあって、その隠れた部分を照らし出す、あるいはあたたかな光で包み込むためにキリスト者は存在しているのです。ですから大いに人びとの前でその光を輝かせたいと思います。
 人びとの前で輝かせる光とは「良い行い」であると、イエスさまは大胆に語られました。行いによるのではなく信仰による救いを強調する者にとっては新鮮な言葉です。
 しかし良い行い、といっても私たちは何が良い行いであるのかを知りません。自分が良いと思っても、相手やあるいは社会にとって良いことではない可能性もあります。
 20節に「律法学者やパリサイ人の義にまさる義」、すなわち律法学者やパリサイ人が考えてきた「良い行い」ではなく、新しい「良い行い」が必要なのです。「良いお方」は一人だけです(マタイ19・17)から、私たちが良い行いに生きこととは、イエスさまを愛することをおいてほかにありません。


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