聖書愛読より 「聖書」 ヨハネ5・31~40(週報2023年5月7日号)

牧会ずいそう 週報2023年5月7日号
2023年05月03日(水)

聖書愛読より 「聖書」 ヨハネ5・31~40

あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたしについて証ししているものです。
(ヨハネ5・39)

 「聖書は、わたしについてについて証ししているものである」とイエスさまは言われました。イエスさまがどのようなお方であるのかを知ろうとすれば、聖書を読めばよい、永遠のいのちを求めているならば、そのイエスさまのところに行けばよい、というのです。
 聖書を読んで、イエスさまを知ることにならない、イエスさまのところに行くことにならない、とすれば、聖書の読み方が間違っていることになります。自動車の修理をするのに、料理の本を手にとりません。算数の計算をするのに、英語の辞書は調べません。聖書を読む、ということは、そこでイエスさまに出会うことです。聖書はそのために書かれたものです。
 ですから聖書、とくに福音書はイエスさまの単なる伝記ではありません。事実を羅列したものでもありません。歴史的な資料ではあると思いますが、それ以上のものです。人格をお持ちのイエスさまに出会う「場」。それが聖書なのです。
 これは旧新約聖書全巻に渡って真実です。創世記を読んでも、詩篇を読んでも、そこでイエスさまにお出会いするのです。そうして永遠のいのちに生きる者、生かされる者となるのです。


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