聖書愛読より 「神との和解」 ローマ5・1~11

牧会ずいそう 週報2023年3月19日号

聖書愛読より 「神との和解」 ローマ5・1~11

こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
(ローマ5・1)

 イエスさまを信じる信仰をいただいた者は、神さまとの平和をいただきました。それまでは神さまと敵対していたのです。神さまが敵対されていたというのではなく、私たち人間が神さまを神さまとせず、自分勝手に歩んでいた、そうして敵対していたのです。その敵対していた私たちに神さまの方が和解の御手を差し伸べてくださいました。それが主イエスさまの十字架と復活です。
 神さまと敵対しているという状況は、結局自分の人生と敵対している、自分が愛すべき家族や隣人と敵対している、という状況を生み出しました。苦難が起これば、誰かのせいにしたり、神さまのせいにしたりします。そうして隣人をうらみ、世間をうらみ、神さまをうらんで人生を生きることになります。そのような人生が幸せであるはずがありません。
 イエスさまへの信仰は、神さまと和解し、自分の人生と和解し、自分自身とも和解する道へと導きます。そうして家族や隣人と和解をして生きるまことの幸せな人生を私たちにもたらすのです。


投稿日

カテゴリー:

, ,