聖書愛読より 神を知る ヨハネ6・34~40

聖書愛読より 神を知る ヨハネ6・34~40

「わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日によみがえらせることなのです。」(ヨハネ6・40)

 子を見て信じること。それが神さまを信じるということです。逆に、子を見ないで信じる、すなわちイエスさまを見ずに神を信じようとしても、神を信じるということになりません。自然を見ると、その複雑さや美しさに、意志を持った創造者を思い描くことができるのかもしれません。しかしそれは聖書が語る神を信じるということとは少し違います。
 私たちが創造主である神を信じるためには、贖い主であるイエスさまを信じるということが不可欠のことなのです。贖い主であるイエスさまを信じることによって、はじめて創造主である神さまを信じることが出来るのです。罪人であり、滅びに向かうしかなかった私たちを救うためにいのちを捨ててくださったお方こそ、まことの神であることを信じてはじめて、世界のすべてを創造されたお方、いまもそのすべてを御手の中に治め、支えておられる神を信じるのです。イエスさまが親しく「アバ、父よ」と呼びかけられた父なる神を信じることが創造主を信じることなのです。そうしてこそ永遠のいのちと復活を信じる者となるのです。


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