牧師館、ゲストルームについて

伝道者となって最初の半年は、本部に住んで八日市キリスト福音教会に通ったのですが、まもなく大津福音教会に転任となり、教会堂と牧師館が一体となった中に住むこととなりました。玄関、トイレ、洗面所、台所、などなどすべて教会と共用です。その中で4人の子育てということでしたので、なかなかのチャレンジにあふれる毎日でした。教会はまもなく教会堂を購入し、リフォームをして、いくつかの分離、とくに台所が分離されました。だいぶ助かりました。

東近江キリスト福音教会に来て、牧師館がきちんと整えられていることは、すばらしいことでした。教会の皆さんの祈りのすばらしさを思います。ただ当初は、牧師館で、会議、教会学校、各種教室が行われていましたので、大津とあまり変わらないといえば変わらなかったのかもしれません。が、そのような事態も間もなくなくなりました。

牧師館が教会堂のとなりにあるということは、私としてはとても良いことと思っています。何かあればすぐに対応できるからです。なかにはそれがストレスで大変だと思う伝道者もいると思いますが、それぞれにふさわしいかたちが実現するとよいですね。

教会の電話は、10回ほどのコールののち牧師の携帯に転送されるようになっていますので、どこにいても連絡を取っていただくことが可能です。また何かの時には牧師館に直接に来ていただくことも簡単なので、便利にしています。

固定電話とインターネット回線は、公私を混同しないために個人のものを引いています。個人の契約なので、異動後は、新しく契約しなおすことが必要となります。

ゲストルームが、会堂に併設されています。中沢先生ご夫妻はこのゲストルームを牧師館とされていました。その後は伝道師の先生に住んでいただきました。一時、火災保険の関係で、誰かが住まなければならないと役員会での話し合いがありましたので、娘に住んでもらったことがありましたが、どこからか奉仕者でない者が住むのはけしからんとのお叱りの匿名の手紙が舞い込んできて、早々に退去することになりました。ですから奉仕者が住むということが、大切なのだと思いますが、現在は時々来られる短期奉仕者のために使うことになっています。トイレの水が落ちてしまうことがあるので、定期的にトイレの水を流したり、風を通したりということが必要です。

電気、ガスは、教会と完全にセパレートされていますので、気兼ねなく使い、また支払うことが出来ます。水道は、マスが一つなので、教会堂、ゲストルーム、牧師館の支払いが一つとなっています。毎月の支払金額をにらみながら、適当に水道代として献金しています。

牧師館の庭は、赴任当初は何も植えられていなかったのですが、この10年、妻がいろいろと植えてしまいました。いまでは緑豊か(?)なジャングルとなりました。異動に際しては、できるだけ邪魔にならないようにと、伐採などを考えていますが、そのままでもよければ、それはそれで助かります。鉢物は、撤去したいと思っています。

会堂の横に、スチール製の小屋があります。これは中沢先生の私物です。自動車のタイヤや、雪解けのスコップなど置かせていただいていますが、異動後は空っぽにしたいと思います。中沢先生のものは何も入っていません。

教会堂の駐車スペースのアスファルトはいわゆる高機能アスファルトで、基本的に凍結しない構造となっていますが、牧師館の道路側の駐車スペースのアスファルトはごく一般的な構造のものなので、冬は凍結します。いちどすってんころりんとひっくり返ったことがありました。とっさに頭部を守りましたので大丈夫でしたが、十分注意してください。

火災保険の金額については、あらためて検討していただくのがいいかもしれません。


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