説教準備と説教要旨

説教準備は牧師先生によってそれぞれスタイルがあると思いますので、一概に言えませんが、私の場合は、教会だよりを作成するときに説教箇所と説教題を考えます。説教箇所については、それ以前に決まっているということもできるかもしれません。

火曜日ぐらいには、次の日曜日の説教について黙想し始めます。以前は原文から訳していたのですが、最近は聖書をノートに写すことから始めています。いくつかの聖書を比較しながら文意をできるだけ正確に読み取ります。そして繰り返し読みます。音読をします。さらにいくつかのその個所から過去になされた神学者や牧師たちの説教を読みます。そうして心に留まる言葉が浮き出るようになり、少しずつ語るべきことが定まってきます。木曜日か金曜日に文章にします。妻に一読してもらい、もう一度推敲します。説教要旨は土曜日の週報の印刷とともに行います。45部ほど印刷しています。

私は説教は30分と決めています。いろいろな理由がありますが、礼拝は牧師の講演会ではなく神さまを礼拝するときですから、他のプログラムも大切にしたいから、というのが大きいかもしれません。

説教要旨を配布してはいるのですが、礼拝では礼拝者はできるだけ説教の言葉に耳を傾けることにしていただいた方がいいかなと思っています。それと説教中に聖書をあちらこちら開けることとなることはできるだけ避けたいと思っています。


投稿日

カテゴリー:

,