〔宣教50年 スポット 8〕 ランプが役立つ

ある宣教師はアメリカの開拓農村の出身でした。彼が宣教師として日本に来た当時、その村には未だ電気が通じていませんでした。ランプが使われていたのです。彼は日本は当然未だ電気の通じていないところが多いだろうと思い、ランプを幾つも集めて持ってきました。しかし、小豆が浜にキャンプ場が建設された頃、向かいの沖の島にも電気が通り、日本で電気の通っていない所は殆どないほどでした。ところが、キャンプ場には電気は通っていなかったのです。後に国民休暇村が出来、電柱が立ち、キャンプ場にも電気が通るようになりました。これまでの数年、このランプが大活躍しました。神様は無駄なことはなさいません。すべての事が相働いて益になる!夜の集会の時は部屋の中に幾つものランプが下がり明るかったのですが、夏の事ですから、特にランプの下にいる人は暑くてたまりません。圧力式のランプでしたから、圧力が落ちると暗くなり、集会の途中にも度々ポンプしなければなりませんでした。ランプのホヤ掃除は、キャンプワーカーの仕事でした。でもランプから多くの事を学びました。 


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