〔宣教50年 スポット 3〕 文書配布伝道

まず手がけられた伝道は、文書配布であり、これに加えて、天幕集会、英語学校でした。今回は文書配布の様子を紹介したいと思います。最初は、聖書の分冊が配布されたと思います。新約聖書の各書簡ごとの分冊で、手帳型の小型でした。新約聖書も配布されました。言葉の不自由な外人さんが、片言の言葉を使って配布するので子供達は珍しがってついて廻りました。こんなこともありました。「コンニチはー」家から娘さんが出てくると、そこに立っていた男の外人さんが「どうぞオヨメ(お読み)になってください。!」ーー娘さんはびっくりし、顔を真っ赤にして家の中に走り込んでしまいました。当時は自動車は未だありませんでしたから、宣教師は自転車で活動しました。日本人のは16・でしたが、宣教師は18・の大きな自転車に乗っていました。数人の外人さんが並んで大きな自転車で通るのはそれだけでも見物だったようです。興味のある人も巻き込んで一緒に配布しました。このようにして滋賀県全域に配布が進み、どんな辺鄙なところにも、全ての人に福音が届くようにーーという意気込みと救霊の火が燃えていました。


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