続・牧会ずいそう<124> 言葉に輝きを!!

 ある人が、その競技で10番だったと言った。競技者全員の中では後位に当たる順位であったが、それを聞いた一人が、「そうですか!ベストテン入りですね!」と言った。そう言われてとても励まされ、元気が出たと言う。そんな時、何人で競技したんですかなんて聞くのは最も野暮ったい。「10番ですか?」も「ベストテン入りですね!」も意味は同じであるが相手への思いやりや励ましがあるかないかの違いが、言葉によって、相手に元気を与えるかどうかの違いとなる。「ものは言い様」とよく言われるが、上司に対する愚痴の中で、言い方が気に入らない、あんな言い方をしなくても・・というのが多いそうだ。親子の間でも、夫婦の間でも、言い方一つで喧嘩になる事もあり、大きな慰めになり励ましになる事もある。愛や思いやりがあっても、言葉に表されないと励ましにならない事がある。キリストの愛を戴き、神の愛を持っている私たちは、もっともっと愛を言葉に表す事を学ばねばならないと、最近よく思う。相手の心に光を与え、喜びと励ましを与える輝きのある言葉を語れる者になりたい。「輝き言葉研究会」なんてどうだろう。


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