続・牧会ずいそう<103> 主を喜ぶ日々を

 大腸癌の手術をし、その後肺癌になっていることを知った人を訪問した。抗癌剤投与の治療を受けたが、苦しい毎日であった。ますます希望を失って行く。治療を途中で止めて、医者から6ヶ月のいのちと言われたが、すべてを主の御手に委ねた。平安が来た。いつ召されてもよい心の備えも出来た。いつものように生活するようになり、毎日が楽しい。主を喜ぶ日々を送っている。・・・とニコニコしておられた。そして何度も、キリストを信じる者に与えられる平安てすばらしいですね。キリストを信じていなければこんなわけにはいきませんよね。と言われた。ちょっとしたことで不安になり、自暴自棄になることもある。諦めようとしても諦め切れず、悶々とした日々を送る。自分だけがなんで・・と神様を恨みたくなる時もあろう。人には色々と進言できても、自分のこととなるとそうはいかない。神様にすべてを委ねて、日々主を喜ぶようにしようと頭で考えてもなかなかそのようにならない。しかし、自分でそうしようとするのでなく、主がして下さると期待して、すべてを主に委ね切った時、主の力によって主を喜ぶ日々へ変えて下さる。


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