〔牧会ずいそう(選集)〕 喜ぶものと共に喜ぶ

 以前、百万人の福音に、松村姉の証詞が掲載された。各地から反響があり、姉のもとには四十通以上に及ぶお便りがきている。昔を懐かしむ人、改めて知った、と姉の生涯になされた主の業に感動する人。中には、あの人のことも書くべきだった、とお叱りの言葉もあったようだが…四十年ぶりに電話してこられた方もあり、再会のチャンスも開かれたということである。聖書に「喜ぶ者と一緒に喜び、泣く者と一緒に泣きなさい。」【ローマ12章15節】とあるが、このような交流は真に美しいと思う。
 お互い自分のことのみに忙しく追いまわされ、他人の事を思いやる心のゆとりを失っている時代である。このような時であるだけに、主にある兄弟姉妹が、共に喜び、共に悲しむ真の交わりをもっともっと深めたいものである。


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