〔牧会ずいそう(選集)〕 丸ごと愛す

 キリストは罪人を愛された。罪人の為に十字架におかかりになった。正しい人、善人、義人の為にでは無い。
 罪を捨てたから、清くなったからではなく、不敬虔な者の為、私達がまだ罪人であった時、キリストが私達のために死んで下さり、愛をお示しになった。【ローマ 五章五~九節】
 あぁなったら、もっとこういう人になったら愛する・この点とあの点だけ愛する…ではなく、丸ごと愛する。ありのままの、その人を愛するのです。
 しかし、罪を愛するのではありません。その人を愛するから、その人から罪が除かれること、清められることを願うのです。その人の長所の為にではなく、罪の為、罪が赦され、清められる為に命を捨てる。これがキリストの私達への愛なのです。
 弱さも足りなさも丸ごと愛して、相手を生かす為に命を捨てる愛に生きよう。


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