続・牧会ずいそう<82> 悟りと救いは違う!

 北近江聖会で、生きる意味を仏教に求めて来られた松岡先生が、キリストと出会って初めて生きる意味を知った、仏教に救いはないとも言われた。仏教界で良く知られている駒沢大学の増永霊鳳先生も授業の中で「仏教に救いはない。悟りがあるのみ」と言われていると聞いた。悟りと救いは違う。悟りは知識であり、納得すること。そうだと割り切ることだ。そのための過程や努力が、修業ではないかと思う。しかし、悟りを開いたからと言って、自分が変わるわけでもなく、新しい決意と信念を持って自分で生きる道を切り開く他ない。しかし、救いは人を変える。生きる苦しみからの解放ばかりでなく、生きる新しい力が与えられる。自分には今までなかった力、いのちが湧いて来る。特別に努力し修業して身に着けるのではない。救いは与えられた恵みだ。しかも特別な人だけでなく、誰でも、キリストを、神、救い主と信じる時に受けることができるのがキリストの救いだ。誰でも、キリストが十字架に死んだのは私を罪から救うためだと信じる時救われる。スイッチを入れると電気がつくように、キリストを信じる者にいのちが与えられる。


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