続・牧会ずいそう<66> 油切れ

 軽のワンボックスの給油でスタンドによった時、スライドドアが開き難いことを告げて、見てもらった。何度か無理して押したりひいたり、スライドの溝を叩いたりしたが上手く開かず、開閉の度ごとに難渋し、最近では別のドアからの出し入れで補い、そこはできるだけ使わないことにしていた。ここが悪いのではないかと、私が問題だと思っていた所を指摘して、見てもらったが、そこは問題ないという。スタンドの人は扉のあちこちの部所に油を指してくれた。そしてドアを開け閉めするとスムースに動く。油切れだったのだ。あまりにも初歩的なこともしないでいたことが恥ずかしい限り。油を指してもらって一件落着!
 私達の生活の中にはこんなことが多いのかも知れない。家族の中で、夫婦間で、会社で、人間関係がギグシャグして上手く行かない。押したりひいたり、時には叩いたり、ここが悪い、あすこが問題だと指摘するが解決にはならない。結局は油切れ!聖霊の油注ぎを受けないで油切れのまま力ずくで解決しようとすると、いらん所まで傷つける。聖霊の注ぎを求めることはキリスト者の基本だ。


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