〔牧会ずいそう(選集)〕 神との格闘

エサウをだまし命を狙われる身となったヤコブが家を離れて二十年、ヤコブは神に導かれて家に帰ることになった。しかし、エサウに近づくにつれ、二十年間背負い続けてきた罪の重荷を一層強く感じ恐れた。彼(ヤコブ)は神の助けを求めた。恐れても神の導きに従うべきであった。この恐れを乗り越える道は、神が共にいて下さり、神が助け祝して下さるかどうかにかかっている。彼は祈り、神と格闘した。
ヤコブは自分の力で御使いを組み伏せ祝福の約束を獲得しようとした。彼は負けたくなかった。遂に御使いはヤコブの腰骨を折られた。ヤコブは自分に頼れない者となったその時…ヤコブは変えられ、新しくされた。
イスラエル…【神の皇太子】…とされた。神との格闘…それは自己依存が砕かれ、徹底的に神に信頼することを身につけるための闘いである。


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