続・牧会ずいそう<61> 見えないのは心の中?

 「先生、ポリープの摘出手術を受けられたのですね?」と云うことから、内視鏡で調べてもらった事、自分の腸の中を見た感動等を話すことになった。するとある先生が、「腸や胃の中だけじゃないんですよ。心臓の中にまでカテーテルが入り、自分の身体の中は、今では殆どの部分を見る事ができるんですよ」と云われた。「じゃあ、見えないのは心の中だけですね」と云う事になったが、その後考えるに、心の中も見えるのではないかと思う。みことばが心に入り、聖霊の内視鏡で照らし出されると、心の中が見えて来る。見えないと思って平気でいたものが明るみにさらけだされると平気でおれなくなる。罪人である私をあわれんで下さい!と叫んで、心と魂の医者であるキリストに救いを求めるのがキリスト者になった私たちの経験ではないだろうか。聖書ヘブル4:12には「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別する事が出来ます。」とある。主が「このポリープを取りましょう」と云われたら、素直に「はい」とお任せするのみ。


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