〔牧会ずいそう（選集）〕　教会を愛する

　教会はキリストの体である。教会を愛するとは、まず頭なるキリストを愛し、第一にすることである。キリストに身を捧げ、御言葉に忠実に従うことである。
　第二に、キリストによって救われた自分自身を愛することである。ありのままの自分を認め、へりくだるのは良い。しかし、過度に卑下したり、ダメだ、ダメだとなじったり、いじめたり、いやしめ、見捨ててはならない。救われた私達は既に神のものである。神が限りなく愛し、守り、導いて下さる私なのだ。神の目に尊い存在である私を大切にし、その成長と結実を目指して祈ろう。汚されたり、サタンの手に陥らないように。
　第三に、共に主にある兄弟姉妹を愛することである。裁いたり、赦さないことがあってはならない。キリストの体としての共同体を共に愛する時、主の聖名が崇められる。ますます教会を愛する者となりたい。