続・牧会ずいそう<48> 心の太り過ぎ

 最近は太り過ぎが健康を害することは誰もが知っています。人は肉体の太り過ぎには注意し、健康維持に熱心です。朝や夕、ジョギングしたり、歩いている人をよく見かけます。でも、心の太り過ぎがあることに気づいている人は少ないようです。心の太り過ぎは、肉体の太り過ぎ以上に、人々を不幸にし、家庭や社会を破壊します。心の太り過ぎとは、ヤコブ5:5に「あなたがたは、地上でぜいたくに暮らし、快楽にふけり、殺される日にあたって自分の心を太らせました」とあります。自己中心で、自分を喜ばせる事、自己満足になれ切っている心ではないでしょうか。他の人の悩みや苦しみに気がつかなくなり、愛が働きません。自分の喜びが邪魔されると機嫌が悪くなり非協力的になり、不平不満を言います。思い上がりが激しく、身勝手で、どん欲になるのです。真に心と魂の力となるもの、神の御言葉や訓戒や心ある忠告より、口当たりの良い褒め言葉、おやつに類する甘言、自己満足させるものを好みます。それに運動不足です。口だけで行動が伴わない。批判力だけ養われ、愛を実践しません。そのような生活習慣の改善が必要です。


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