続・牧会ずいそう<45> 心を守れ!

 戦いの時、一番の攻撃目標となるのは指令機関である。ここを攻撃し破壊すると相手に致命的な打撃を与える。空港の管制塔が破壊されると空港は麻痺状態となる。指令機関を支配するものがその国をも支配する。私達の指令機関は頭=頭脳だろうか。神は心だといわれる。心を征するものはその人を征する。箴言には(4:23)「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。命の泉はこれから湧く」とある。泉が枯れると全体が力を失う。泉が汚れると病気が発生し易くなる。泉が濁ると体全体が害を受ける。泉に毒がはいるとからだは毒されて死ぬ。神はこの心の泉を明け渡すようにと言われる。汚れを取り除き、聖めて、新しい泉が湧くところとしたいと願っておられる。「私を信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底からいける水の河が流れ出るようになる。」(ヨハネ7:38)これはイエスを信じる者が受ける聖霊の事を言われた。心を神に明け渡し御霊に満たされ支配される時、「心をつくし、思いをつくし、知力を尽して」神を愛するものとされる。神に心を開き、聖霊の支配と導きを受ける事こそ心を守る道だ。


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