〔牧会ずいそう(選集)〕 奉仕は誰の為に?

「信徒がもっと教会奉仕して牧師を助けなアカン」と言うありがたいお言葉を時どき耳にする。牧師としては、お気持はありがたいのだが、御言葉にお仕えする者として、聖書の教えるところを申し上げると、牧師を助ける為に奉仕があるのではない。奉仕は信仰者の成長のためにあるのである。私達の奉仕は全て主への奉仕であるから、熱心に、忠実に、誠実にすべきなのだ。
 聖書には、神が牧師・伝道者をお立てになったのは…「聖徒達を整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり…」【エペソ 四章十二節】とある。ここで言う聖徒とはクリスチャン、教会員一人一人のことであるから、一人一人を奉仕へと導き助けるのが牧師の仕事ということになる。


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