続・牧会ずいそう<37> 逆らって生きる。

 親に言い逆らわない、何でも素直に従う良い子。であるようにと教えられ育って来た者が、キリストに出会い、神のみことばに従って生きようとした時、親に逆らい、この世に逆らって生きなければならない事もある。偶像礼拝やこの世の習慣に神のみ心に反するものがあるからだ。この世の生き方、考え方の中には神のみ心に反するものが多く、この世が神に逆らっている事を知らされる。神に従う者は、この世の言いなりにはなれない事が多い。聖書は「確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます」と言う。二人の主人に兼ね仕える事は出来ないのだ。新しい主人=キリスト、に従うなら、古い主人に死んだ者である事を認めねばならない。中には、自分と言う主人に忠実に仕えていたのでこの世や両親に逆らって生きていた人もいる。このような人がキリストに従うものとなる時、自分に死んで、自分の生き方に逆らって生きる事を学ばねばならない。この世や自分に逆らわない方が楽な生き方であろうが、流されると滅びに至る。キリスト者には、聖と義と愛故に逆らって生きる事もあると知らねばならない。


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