〔私の宣教スケッチ 33〕 ケズウイック・白浜

私が吉野に遣わされたのは、大きな課題を抱えての事であった。或お葬式の後、その対応のことで、教会は団体についていけないから団体を離れると言い出していた。そのような中に飛び込んで行ったのだ。教会で度々話し合いを持つと共に、教師会でも話し合って貰い、他団体の先生方にもアンケートに答えてもらって「葬式についての学び」と言うパンフレットも作った。そのような中で、白浜で行なわれたケズウイックへの参加があった。思いがけなく、教会の主な人々の殆ど(10人程)が参加することになった。夜の集会が終って一部屋に集まり、協議を重ねた。私は今までに調べ検討した事を発表し、自分としての意見を述べると、後は話し合いに任せた。いろんな意見が出され、白熱化した。私は何も話さず、聞いていた。二晩目の夜、ついにみんなの意見がまとまってきた。その時ある兄弟が言った。「結局先生の言ったとおりになったわ」その時の平均年齢は私達も含めて53歳、私は30歳。聞く事と聖霊に委ねる事の大切さを学んだ。


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