続・牧会ずいそう<25> ブーメラン

 ブーメランは、オーストラリアやニュージランドで、土着の人達が狩りの時に使ったものです。飛行機の羽根だけを外したような形をしていて、4?50cm程度のものが多く、その端を持って獲物に投げ付けるのですが、あたらない時は投げた人の所に戻って来ます。投げ付けたものが自分に戻ると云うと、天に向かって唾すると自分の顔に落ちて来るといったことまで連想してしまいます。一般では「因果応報」「売り言葉に買い言葉」「打てば響く、叩けば鳴る」等類するものがありますが、聖書にも、自分に戻ることについて書いてあることが案外あります。「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」(マタイ7:1、2)「与えなさい。そうすれば自分も与えられます。」(ルカ6:38)「この小さい者の一人に、水一杯でも飲ませるなら、もことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いにもれることはありません。」(マタイ10:42)私が報いると主が云われます。いろんなブーメランがあるようです。


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