〔私の宣教スケッチ 23〕 産声

私たちの吉野への転任が決まり、日野には後任の方が来ることになった。毎週並べ続けてきた21枚の座布団にもだんだん人が座るようになっていた。集まっていた人々が、私たちの為に送別会を持とうといいだされた。当日21枚の座布団のすべてに人が座っていた。神は祈りに応えて下さったと感謝した。それだけではなかった。その日一人の兄弟が、「みんなで一言ずつ証しようではないか」と言いだし自分が一番に証しされた。最初は何を話されるのかと気にもなったが、彼はキリストを自分の救い主として受け入れた事をはっきりと証しした。彼は「易道組合」関西理事長の息子であった。易者の家庭に育ったが、心に平安がなく、喜びがなかった。キリストに出会い、罪の赦しを受け、救われた喜びと平安を知った。神の子とされたのだ。これはまさに日野での最初の「産声」と言うことになる。もう一人の兄弟もキリストを信じると証しした。み言葉の種が人々の心の中で芽生え始めたのだ。ハレルヤ!!


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