続・牧会ずいそう<19> ヘルペス

 ヘルペスの一種で、水膨れが、顔、胸から背中、お腹によくでき、神経にそってからだの片側に帯状に広がるので「帯状庖診」と呼ばれる病気があります。ウイルスが原因ですが、殆どの場合外からうつるのではなく、子供の時によくかかる「水疱瘡」のウイルスが、治ってからも身体の中に潜んでいて、強いX線、外傷、疲労、老化、ストレス、あるいはステロイド等の免疫抑制剤等によって身体の抵抗力が落ちると、潜んでいたウイルスが活発になって症状が出て来るのです。過去にかかっていた罪の病、悪習慣、悪行が赦され、そこから解放されて久しくなっていても、その時のウイルスが潜んでおり、霊的体力が低下し、抵抗力が落ちると、昔の症状が突然あらわれる事もあるようです。ショッキングな出来事で落ち込んでいたり、思い煩いや人間関係のもつれの中で疲れやストレスが溜っていたり、信仰生活の乱れやディボーションの欠除、スランプ、不平や不満、赦せない思いの蓄積、告白できない秘密を抱え込んでいる時等、突然思い掛けない罪の症状が出て来る事があるようです。


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