続・牧会ずいそう<13> 凧を揚げる

 八日市には「凧の町」としてのアピールがある。あの大きな凧がみんなの協力で大空に舞うのは感動的な見ものである。「凧の町」八日市にある教会として、凧揚げから学ぶことを教会のあり方に当てはめてみたい。凧が揚がるにはまず、凧そのものがバランスを保っていなければならない。アンバランスな凧はうまく揚がらない。それに糸または綱との関係がある。糸の取り付け方は大切であり、凧と吊り合いの取れた糸を使うことが重要になる。糸が重すぎてもいけないし、凧が風を受けた時、その風圧に堪えられずに切れてしまうようではいけない。風があれば凧は勝手に揚がると言うものではない。風を受けて糸をひくことが大切。この時の引き方によってどう揚がるかも決まって来る。ケンカ凧等はこのテクニックが勝敗を決める。教会の成長にはバランスが要求される。信仰のない行ない、行ないのない信仰は問題。信仰と行ないのバランス。学びと実践、祈りとみことばのバランス等。糸は信仰か、風はこの世の苦難や試練か?とすると糸を引くことはみ言葉と聖霊の導き言うことか。


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