〔牧会ずいそう(選集)〕 くれない族

 最近「くれない族」という言葉が流行しているらしい。何でもかんでも、他人が(ああしてくれない)、だから私は不幸なんだ。周りの人々が(こうしてくれない)からダメなんだ、私が悪いんじゃない…と、言う人々のことらしい。何でも人のせいにして責任逃れしようとする。罪の自覚も無いし、人の行為や、神の恵みへの感謝も無い。
 しかし、個人の責任に目覚める時、罪の自覚が生まれ、神への悔い改めと、キリストへの信仰に救いの道を見出す。キリストの血による救いを受けた人「紅(くれない)族」となるのです。
 松村姉は過日の清和教会特伝で「夕暮れの時に光る」【ゼカリヤ 十四章七節】を引用して、年老いても夕暮れでなく、益々キリストにあって輝かせていただけると証しされました。
 人生の夕暮れを感じて悪あがきをするのではなく、キリストにあって「暮れない族」となろう。


投稿日

カテゴリー:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.