〔私の宣教スケッチ 6〕 婚約式出席

栗東にいた間は、婚約相手に手紙を書くのが楽しみで、手紙が待ち遠しい時でもあった。しかし、団体は経済的に非常に困窮しており、一応定められていた1日100円の食費の支給が40円にも満たない時が度々であった。そんな時ゆえ手紙を出す切手代にも困り、切手がほしいと祈った。するとある人からの手紙で、切手が封筒の右下にあり、消し印は上にある。祈りの応えだと勝ってに理解してその切手を剥がし利用させてもらった。もっと困ったのは婚約式への交通費がなった事だ。必要は神様以外に求めるべきではない。との信仰に生きていたので、サンデ師に貸してくださいとも言えず、ただひたすら祈った。結婚式は神戸で持たれる。歩いて行くわけにはいかない。もしこの結婚が神の御心であるなら、私を神戸に行かせてください。御心でなければ行けなくてもいいです。と祈った。式に出かける日の朝サンデ師がお祝いをくれた。片道分位が入っていたが寄り道を頼まれた。余計交通費がいる。しかし、ハレルヤ!その寄り道で主は必要を十分に与えてくださった。


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