投稿者: 塩辛と お茶漬け

  • 無垢な者こそが

    この子のように無垢な者こそが、大人たちがこぞって踏み迷っている闇を晴らしてくれるのではないかと期待しているからです。

    宮部みゆき、『孤宿の人』、45ページ

    無垢な者として紹介されている「ほう」は阿呆の呆であると言われ育ちますが、無垢な者には無垢でない者にはない力があります。おおよそこの世には無垢ではない方向に知恵や力があるように教えられるところがありますが、無垢な者の中に「大人たちがこぞって踏み迷っている闇を晴らしてくれる」力があるというのです。

    「無垢力」でしょうか。