静まりの時 詩篇４０・１～１７〔試練の道〕
日付：2025年03月18日（火）
1 私は切に 主を待ち望んだ。
主は私に耳を傾け
助けを求める叫びを聞いてくださった。
「助けを求める叫び」。祈りとはそういうものです。
神さまを信じる者は、その叫びを聞いてくださるお方がおられることを信じています。叫びの声は、空しく虚空に消滅するのではなく、天と地を造り、十字架と復活の愛を持って愛していてくださるお方の心に届きます。受け止められ、そのお方の心の奥深くにしっかりと包み込まれます。
祈る者は、待ち望む者です。待ち望みの覚悟のない者は、祈る資格がないとある先生は言われていました。祈っている、ということがすでに、待ち望みの体勢に入っているともいえます。待ち望んでいない祈り、待ち望みの心構えのない祈りは、そもそも祈りではないのです。