静まりの時 ガラテヤ5・16~26
日付:2024年05月29日(水)
16 私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。
17 肉が望むことは御霊に逆らい、御霊が望むことは肉に逆らうからです。この二つは互いに対立しているので、あなたがたは願っていることができなくなります。
18 御霊によって導かれているなら、あなたがたは律法の下にはいません。
19 肉のわざは明らかです。すなわち、淫らな行い、汚れ、好色、
20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、
21 ねたみ、泥酔、遊興、そういった類のものです。以前にも言ったように、今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。このようなことをしている者たちは神の国を相続できません。
22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
23 柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。
24 キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、情欲や欲望とともに十字架につけたのです。
25 私たちは、御霊によって生きているのなら、御霊によって進もうではありませんか。
26 うぬぼれて、互いに挑み合ったり、ねたみ合ったりしないようにしましょう。
洗礼の恵みにあずかったその時から、聖霊は私たちとともにいて下さいます。主にある者は、みな御霊によって生きている者、生かされている者です。
にもかかわらず、御霊によって進むことをしない者がいる、あるいは御霊によって進むことをしない時が私たちにはある。だから私たちは「御霊によって進もうではないか」とたびたび呼びかけられなければならない。そうして軌道修正されなければなりません。
御霊によって進もうしないこと。それはすなわち肉に従って歩んでしまっていることである。
「肉のわざは明らかです。すなわち、淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、遊興、そういった類のものです。以前にも言ったように、今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。このようなことをしている者たちは神の国を相続できません。」(19-21)
倫理道徳的な問題、人間関係的な問題、自分自身が喜んで生きていない現実、交わりを破壊してしまうこと、などなど。すべて肉の欲望を満足させようとして起こることである。
それに対して、御霊によって進もうとするならそこに結ばれる実は、
「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。」(22-23)
自分との平和、隣人との平和、そこに戦いのない人生を歩むことができる。なんと幸いなことでしょう。誰もがこのような実を結ぶことを、心の底では願っていると思います。しかしそうならないのは、御霊によって進もうとしないからである、と。
「肉が望むことは御霊に逆らい、御霊が望むことは肉に逆らうからです。この二つは互いに対立しているので、あなたがたは願っていることができなくなります。」(17)
「願っていることができなくなる」。不自由になってしまう。自由を求めたにもかかわらず、不自由になってしまう。
「キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、情欲や欲望とともに十字架につけたのです。」(24)
十字架につけた。すなわち死んだのだ、というのです。死んだということは、もう生きていないということですから、それらが人生に何らかの影響を与えることがないはずなのです。あるいは死んでしまっているにもかかわらず、それを生かそうとして今うから、かえって問題が起こってしまう、ということかもしれない。
「私たちは、御霊によって生きているのなら、御霊によって進もうではありませんか。うぬぼれて、互いに挑み合ったり、ねたみ合ったりしないようにしましょう。」(25,26)
御霊によって進む。御霊の導きに従って生きる。私の欲望や願望ではなく、神さまのお心に従って進む。そうすれば、そこにおのずと御霊の実が結ばれていく。それはまた、うぬぼれる生き方から解放されることである、互いに挑み合ったり、ねたみ合ったりする不自由な人生から自由になることである、と語ります。
うぬぼれている、ということは、不自由さの中に生きていることなのです。互いに挑み合う、ねたみ合う、というのは、「願っていることができなくなっている」(17)ことなのです。
御霊によって進む。心を静かにして自己を点検していく。
愛に生きているだろうか、喜びはあるだろうか、平安をいただいているであろうか、
ともに生きる人びとにむかって寛容であるだろうか、親切にしているか、善意をもっているか、誠実であるか、柔和に生きているだろうか、自制しているであろうか、と振り返ってみることです。誰かに要求しやすいことかもしれませんが、問題が自分自身がどうであるか、ということです。