静まりの時
- テーマ:キリストの主権
- 聖書箇所:黙示録5・1~14
- 日付:2026年04月29日(水)
5 すると、長老の一人が私に言った。「泣いてはいけません。ご覧なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利したので、彼がその巻物を開き、七つの封印を解くことができます。」
御座についておられる方、すなわち父なる神さまは、その右の手に巻物を持っておられます。その巻物は七つの封印で封じられています。ひとりの強い御使いが、巻物を開いて、封印を解くのにふさわしい者はだれか、と大声て告げていますが、天にも地にも、地の下にもだれ一人いません。それでヨハネは激しく泣いています。
巻物、すなわち聖書を解き明かすのにふさわしい者がいないのです。釈義し説明する者ではなく、ふさわしい者。頭脳明晰で聖書の知識にたけた者ではなく、ふさわしい者がいない。聖書を解き明かすには、このふさわしさが必要であると聖書は語ります。しかしそれがいない。そのことがヨハネを絶望させています。
しかし長老の一人が来て言いました。泣いてはいけません、ふさわしい方がおられる、この方は勝利されたので、その巻物を開き、七つの封印を解くことができる、と。
そうして子羊、すなわち子なる神、主イエス・キリストが来られました。主はその巻物を父なる神さまから受け取られました。
すると、祈りがささげられます(8)、また新しい賛美が歌われます(9~10)、そして主に向かって信仰の告白がなされます(11~12)。すべての造られたものが、頌栄をささげます。それに続いて「アーメン」と応唱があり、「ひれ伏して礼拝」がささげられました。
み言葉への飢え渇き、祈りと賛美、信仰告白、頌栄、祝祷。礼拝の原型がここに記されています。そのすべてを貫いて小羊イエスさまが礼拝されます。
「四つの生き物」(6)、「二十四人の長老」(8)、「万の幾万倍、千の数千倍」(11)、「すべての造られたもの」(13)。小さく始まった群れが、同心円状に増殖し、爆発的な勢いで増え広がり形作られていく礼拝の姿が描かれています。この時、教会は迫害の中にあります。ヨハネはパトモス島に、おそらく迫害によって島流しにあっています。幽閉されていたでしょうか。暗闇の中にひとり置かれていたでしょうか。しかしそのヨハネは、造られた者すべてが礼拝をささげる姿を「観ていた」のです。
今日は、団体の教会合同聖会が行われます。私たちもすべての造られた者が礼拝をささげる姿を「観る」者でありたいと思います。