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いかなる日にもおのれを高く持することができますように

われらがいかなることにおいてもあなたの導きを認識し、われらの弱さ、われらの罪と誤りにもかかわらず、いかなる日にもおのれを高く持することができますように。われらはなおよろこぶことがゆるされているのです。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、292頁

〔神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。〕(ヨハネ3・16)

2018年12月26日(水)

自分自身を高く持する、高く保つ、ということは大切なことです。それは高慢ということとは根本的に違うことだと思います。高慢は、あるいは傲慢は、自分を高く保つことのできないことからくる裏返しの状態のように思います。
自らの罪深さ、愚かさ、弱さを受け入れることのできた者のみが、自分を高く保つことができるのです。
自らの罪深さなどを受け入れることは、なかなか難しいことです。それは神さまの愛に出会った者だけにゆるされた恵みなのだと思います。
健やかに自分自身を高く保つことのできる人は、心身共に健やかな人生を送ることができ、周りの人びとともよい関係の中に生きることができるのだと思います。


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