あなたの子であるわれらを見て、われらが時と永遠にわたってあなたのうちに最高の善を得ていることを感じとらせてください。われらが拒んだり、多くのものを捨てなければならなくても、あなたはわれらの財産、われらの富、われらの愛、われらのよろこびであられることに変わりありません。・・・どのように、何を、自分がなすべきかわれらがなお理解しない時にも、聖霊をわれらに与えてください。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、279f頁
〔【ミクタム。ダビデの詩。】神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。/主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」〕(詩編16・1,2)
2018年12月11日(火)
幸いとは、最高の善を得ているということです。私のうちにこの善を得ているというのではなく、神のうちに得ているということです。ですからこの善は私の状況によって変化しません。私が拒んだり、多くのものを捨てなければならないとしても、変化しないのです。どのように、何を、自分がなすべきかを理解しない時であっても、変わりなく、神は聖霊を与えてくださいます。