あなたにあってわれらは生きます。あなたにあってわれらは信じます。あなたにあってわれらはのぞみを抱きます。あなたにあってわれらは生きたいのです。時ごとに、日ごとに生きたいのです。
C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、269頁
〔【指揮者によって。歌。賛歌。】全地よ、神に向かって喜びの叫びをあげよ。/御名の栄光をほめ歌え。栄光に賛美を添えよ。・・・/来て、神の御業を仰げ/人の子らになされた恐るべき御業を。〕(詩編66・1,2,5)
2018年11月30日(金)
ここに登場する「人の子ら」という言葉は、私たち人間のことを指しています。しかし他のところでは「人の子」はイエス・キリストを指しています。
ここでは複数となっているので私たち人間のことを指している以外には考えられないのだと思いますが、少し想像の翼を広げて、まことの人となられたまことの神であるイエス・キリストにおいてなされた神さまのみわざを考えると、それは十字架であり復活です。また処女降誕です。その神さまのみわざは、恐るべきものであり、私たちを生かし、私たちに信仰を与え、私たちに希望を与えるものです。このみわざを仰ぎ続けたいと思います。