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自分を取りまくすべての禍いをたずさえたままで

あなたは全世界にまなざしを注ぎ、われらは自分を取りまくすべての禍いをたずさえたままで、み顔のまえに立ちます。われらの生がみ手のうちにあるようにし、み力を与えてください。そしてわれらが苦難と困窮のうちにあっても自分の生を貫くことができるようにしてください。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、249頁

〔いと高き方は、不信仰な者の供え物を喜ばれず、/どれほどいけにえを献げても、罪は贖われない。〕(シラ書34・23)

2018年11月5日(月)

聖書の語る信仰は「自分を取りまくすべての禍いをたずさえたまま」で神さまの御前に出ることのできる信仰です。そして「苦難と困窮のうち」にあっても「自分の生を貫く」ように招かれています。


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