われらは貧しく、あやまちあり、罪を犯し、死に堕ちている生をたずさえたままに、あなたの愛の庇護のもとにあることをゆるされています。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、238f頁

〔父御自身が、あなたがたを愛しておられるのである。あなたがたが、わたしを愛し、わたしが神のもとから出て来たことを信じたからである。〕(ヨハネ16・27)

2018年10月24日(水)

神さまの愛の庇護のもとにあるのは、私たちが豊かで、あやまちがなく、罪を犯さず、いつも生に溢れているからではありません。何もなくても、あるいはマイナスのような状況でも、神さまの愛の庇護があるのです。それは、神さまの愛の庇護が、私たちがつくり出すものではなく、神さまの一方的な恵みによるものだからです。

この神さまの一方的な恵みは、イエスさまを愛し、イエスさまがまことの神ご自身であることを信じることによって、得させていただけます。


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