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われらの苦難をも生命の道として

あなたはわれらの苦難をも生命の道としてくださいました。われらはすべてのことにあって大胆に、感謝していることがゆるされています。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、238頁

〔キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。〕(2コリント1・5)

2018年10月23日(火)

苦しみがあるけれども、慰めもある、ということなのですが、それは苦しみと慰めが別々にあるということではなく、苦しみそのものの中に慰めがあるということなのだと思います。

ですからすべてのことにあって感謝していることがゆるされているのだと思います。それは大胆な生き方だと思います。

感謝していることが「ゆるされている」ということは、「感謝」は神さまによってゆるされて初めて可能となることなのだ、ということでしょう。自分の力でするのではないのです。感謝していていいんだよ、と神さまが招いていてくださるのです。


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